「振った側なのに、元彼とよりを戻したいなんておかしいのかな…」と悩んでいませんか。
振った側の女性が、元彼と復縁したくなることはよくあることなんです。
振った後に彼の良さに改めて気づいたり、彼のことを好きなのに喧嘩した勢いで別れてしまったりと理由はさまざまです。
でも、いざ復縁したいと思っても、どうすれば良いか分からずなかなか難しいですよね。
ここでは、振った側の女性が復縁したくなる心理やそれに対する男性心理、元彼との復縁方法について紹介していきます。
振った側なのに復縁したくなる女子っている?
「彼のことを振ったのは私なのに、復縁したいと思うなんてわがままなんじゃ…」
「元彼とやり直したいと思っている女子は私だけかも…」
と悩んでいる女性は多いのではないのでしょうか。
結論からいうと、振った側なのに復縁したくなる女性はいます。
割合としては、彼氏と別れた女性の中で復縁したいと思う女性は少数派ではありますが、一定数いるのは事実です。
また、復縁したいと思う人は、女性よりも男性のほうが多いのですが、女性でも起こりうる心理なので安心してください。
振った側の女が復縁したくなる理由・心理
では、女性が降った側なのに、元彼と復縁したいと思う理由や心理はどういったものなのでしょうか。
その理由や女性心理として、5つ挙げられます。
- 別れてから元彼の良さに気づいた
- 好きなのに勢いで別れてしまった
- 元彼との思い出をふと思い出した
- 新しい彼氏とうまくいかない
- 出会いがなく寂しい
CASE1 別れてから元彼の良さに気づいた
よく聞かれるのが、別れた後に元彼の良さに気づいたというケースです。
最初は彼の外面や内面の良いところを好きになって、お付き合いを始めたはずです。
しかし、彼との付き合いが長くなってくると、それに慣れてきてだんだんとその気持ちが薄れていきます。
別れる直前はきっと、彼のマイナス面ばかりが見えてしまっていたのではないでしょうか。
彼と別れた後、冷静になって彼のことを考えてみたときに、彼の良さにあらためて気づくことがあります。
近すぎて見えなくなっていた部分が、彼と離れたとことでよく見えるようになるからです。
CASE2 好きなのに勢いで別れてしまった
喧嘩をした勢いでそのまま彼と別れてしまい、そのあと後悔しているケースは多くみられます。
喧嘩の始まりはほんの些細な事でも、お互いの誤解や気持ちのすれ違いで言い合いとなり、女性の「別れる!」という言葉に、冷静でない彼も承諾してしまうことがあります。
本当は好きなのに、勢いで別れてしまったことでそのままになってしまうと悲しいですね。
時間をおいて気持ちを整理し、二人で話し合う機会を作っていれば、別れるという選択にはならなかったかもしれません。
それだけに、復縁したいと思う女性は多いのでしょう。
CASE3 元彼との思い出をふと思い出した
別れたときは、彼のマイナスな部分や喧嘩した時などの嫌な思い出がたくさん頭の中に浮かび上がってきます。
しかし、時間の経過とともに冷静になると、ふとした時に彼とのよかった出来事が思い出されてくることがあります。
彼と付き合っていた頃、悲しいことばかりではなかったはずです。
デートで訪れた場所、彼と一緒に楽しんだ趣味、彼がプレゼントしてくれたものなど、日常の中で思い出す場面が多々あります。
過去の思い出は美化されるともいうので、彼との楽しかった出来事を思い出し、あの頃に戻りたいという気持ちになることもあるでしょう。
CASE4 新しい彼氏とうまくいかない
彼と別れた後、さまざまな出会いがあるので新しい彼氏ができることもあるでしょう。
新しい彼に対して不満を感じたとき、どうしても元彼と比較してしまうことがあります。
そんなとき、元彼の良かった部分が浮き彫りにされ、復縁したという気持ちになることも。
元彼への気持ちが湧き出てくると、どんどんとその想いがあふれてきて、新しい彼氏の嫌な部分ばかりが見えてしまいがちです。
特に、元彼との付き合った期間が長ければ長いほど、良い思い出がたくさんあるので、ついつい新しい彼氏と比較してしまうことも多くなります。
CASE5 出会いがなく寂しい
彼と別れた後、しばらく新しい出会いがないとだんだんと寂しさを感じてくる人もいます。
周りがクリスマスなどのイベントで楽しそうにしていたりすると孤独感を感じやすく、元彼との思い出がよみがえりやすくなります。
そんなときに元彼と復縁したいという気持ちになることもあるでしょう。
しかし、それは本当に元彼でないといけないのか冷静に考える必要があります。
孤独感を埋めるためだけに復縁したい気持ちになっているのかもしれないので、元彼と復縁したい理由を一度客観的に考えてみましょう。
振った側の女性から復縁したいと言われたときの男性心理
振った側の女性から復縁したいと言われたときの男性心理として、4つ挙げられます。
- 正直「なぜ?」と疑問を感じる
- 素直に嬉しいと感じる
- 悲しさや裏切られたショックから受け入れられない
- 復縁しても良いのか迷ってしまう
正直「なぜ?」と疑問を感じる
振った後、短い期間で復縁を迫られた場合、振られた男性側からすると、
「じゃあなんで振ったの?」
「なんでやり直したいの?」
などと疑問を感じてしまいます。
その疑問をあやふやにしてしまっては、復縁は難しいと思ってください。
彼を納得させるだけの誠意と時間が必要になるでしょう。
素直に嬉しいと感じる
振られた男性の中には、あなたのことが大好きで、復縁を素直にうれしいと感じる人もいるでしょう。
また、振られたことで自分に自信を無くしていた男性であれば、復縁を持ち掛けられたことで「自分を認めてくれた」と自信を取り戻すことができ喜ぶ人もいます。
しかし、振った側の女性は、彼の喜ぶ態度に甘えすぎないよう注意が必要です。
素直に喜んでくれたとしても、一度振られたという事実は彼の中に残っています。
素直に喜んでくれた彼の気持ちを受け止め、今まで以上に彼のことを大切にしましょう。
悲しさや裏切られたショックから受け入れられない
大好きだった女性に振られた男性は、一般的にショックを受け悲しい気持ちになります。
女性に対する気持ちが大きいほど、振られたときの傷も大きくなりがちです。
そんな悲しい気持ちになっている時に、復縁を持ち掛けられても、彼は素直に受け入れられないかもしれません。
また、信頼していた彼女に裏切られたショックでひどく落ち込んでいる場合は、よりを戻したいと言われても不信感だけがつのり、なかなか受け入れることは難しいでしょう。
復縁しても良いのか迷ってしまう
別れた後、振られた男性側にも冷静に考える時間ができます。
もしかしたら、もう男性の中では、別れた原因を突き止め、気持ちの整理ができてしまっているかもしれません。
そんなときに、復縁を持ち掛けられても、「また別れることになるのではないか」と思ってしまい、なかなか復縁に踏み切れないこともあります。
そんな彼を説得するためには、時間と努力が必要です。
振った側の女性が復縁したくなった場合、復縁はできる?
では、振った側の女性が元彼と復縁したくなった時、本当に復縁はできるのでしょうか。
復縁はできる
結論から言うと、復縁はできます。
しかし、元彼との復縁を望む女性全員が復縁できるわけではなく、割合からいうと、復縁できる可能性の方が低いのが事実です。
復縁が必ずしもできないというわけではありませんので、復縁に向けて振った側の女性がどれだけ頑張れるかにかかっています。
ただ時間と努力は必要
復縁はできる可能性があるといいましたが、そう簡単にはいかないのが現実です。
元彼に、単刀直入に「よりを戻したい!」と言うだけでは復縁は難しいでしょう。
振ったことで、彼は深く傷つき、振った側の女性への信頼度はなくなっています。
彼が気持ちを立て直し冷静に考えられるようになるには時間が必要ですし、彼からの信頼を取り戻すためには女性側の努力は必要不可欠です。
覚悟はすべき
振った側の女性は、復縁に向けて時間と努力を積み重ねても、復縁には至らないこともあるということを覚悟しておく必要があります。
彼が復縁してくれないからと、彼に怒りをぶつけるのはもってのほかです。
また、もし復縁がうまくいったとしても、彼との関係がリセットされるわけではないという覚悟も必要です。
一度振った側、という事実も一緒に引き継いでいくことになりますので、それを背負える覚悟を持ちましょう。
振った側の女性から復縁をする方法
振った側の女性から復縁を持ち掛ける場合、成功するためにやるべきことは8つあります。
- しっかり冷却期間をとる
- 友人として信頼を得て好感度をあげていく
- ライトな相談などで彼に連絡してみる
- 自分と向き合い徹底的に自分を磨く
- すぐに結果を求めない
- 感情的にならず客観的に見つめる
- 復縁したいと伝えるときは下手に出る
- 彼の気持ちや状況についてアドバイスをもらう
しっかり冷却期間をとる
元彼と復縁するためには、冷却期間をしっかりととることが大事なポイントです。
冷却期間というのは、ただ時間を過ごすのではなく、2人の関係性やお互いについて考えたり、自分磨きをする期間です。
この期間は振った側だけではなく、振られた側にも必要な期間になります。
特に振られた側の男性は、冷静に考える前に、振られたことによる悲しみや怒りなどの感情を受け止める必要があるので、この期間を設けることは大切です。
短くても1か月、長い場合は半年ほど必要になるでしょう。
友人として信頼を得て好感度をあげていく
振った側の女性に対する元彼の信頼度は、大きく低下していることがほとんど。
恋人関係を続けていくためには、お互いを信頼する気持ちは大切です。
その信頼関係を壊して彼を傷つけているのですから、好感度も落ちに落ちまくっているでしょう。
復縁するためには、まずは彼からの信頼度を上げることが重要になってきます。
彼の友人として、彼からの信頼を得て好感度を上げていくには、誠実な態度と並々ならぬ努力が必要になるでしょう。
ライトな相談などで彼に連絡してみる
冷却期間が終われば、まずは友人関係に戻ることから始めます。
いきなり深い話から入るのではなく、まずは、彼の得意なことや日常の些細なことについて、簡単な相談として彼に連絡してみましょう。
相談に乗ってもらったら、最後にお礼を伝えることを忘れないで。
もし、相談に対して彼の反応があまりよくないときは、焦って繰り返し連絡するのは良くありません。
彼の中で、振られたことへの気持ちが整理できていないのかもしれないので時間が必要です。
そのようなときに長々と話をすると、かえって逆効果になってしまうこともあるので、軽く終わらせ、もう少し間を空けてタイミングを待ちます。
このように彼の反応をみながら、ライトな相談をきっかけに、少しずつ彼との距離を縮めていき、彼のよき理解者や親友になれるよう努めていきましょう。
自分と向き合い徹底的に自分を磨く
冷却期間や彼との信頼を取り戻していく期間には、自分と向き合い自分磨きをすることが大切です。
復縁するためには、自分のことをもう一度好きになってもらう必要があります。
女性は振った側なので、彼からの信頼は低くなっており、彼と最初に付き合う前よりもマイナスの位置からのスタートになります。
信頼を回復してもう一度振り向いてもらうためには、女性自身もバージョンアップする必要があるでしょう。
外面もそうですが、内面も磨いていくために、付き合っていた頃や別れるに至ったころの自分を見つめなおし、嫌な部分はなかったか、直すべきところはなかったかなど考えてみます。
また、それ以外にも、新しい趣味をはじめたり、彼が興味を持つようなことをはじめてみるなど、自己研鑽に励むことも彼を振り向かせるためには良い方法です。
すぐに結果を求めない
元彼と復縁するためには、十分な時間と努力が必要になります。
あなたに振られたことで彼は傷つき、恋愛に対しても後ろ向きになっています。
そんなときにあなたから連絡が来て、うれしさ半分戸惑い半分な気持ちのところへ、突然「復縁しよう」と言われても、彼はなかなか受け入れられません。
振った女性側としては、早く復縁したいという気持ちが強いと思いますが、彼にも復縁を受け入れるだけの時間が必要です。
そのため、焦ってすぐ結果を求めようとすると、かえってうまくいかない場合が多いようです。
復縁できるかどうかは、振った側の女性が決められるタイミングではありません。
復縁するかどうかの決定権は彼にあるので、彼の気持ちをしっかりと見つめ、復縁できるタイミングを見極めることが大切です。
感情的にならず客観的に見つめる
復縁を考えるとき、寂しさや苦しさ、焦りなどの感情に流されないように注意しましょう。
復縁したい気持ちも、元彼に対する気持ちも、客観的に見つめることができる人ほど復縁がうまくいきます。
- なぜ一度別れることになったのか
- なぜ元彼と復縁したい気持ちになったのか
その理由を客観的に見つめなおし整理することで、自分の気持ちをしっかり彼に伝えることができます。
また、復縁を考えている時は、どうしても元彼との思い出は美化されてしまい、良い部分だけが見えてしまいます。
でも、一度別れたということは、あなただけではなく彼にもマイナスな一面があるはずです。
その部分を見ないフリをしてしまっては、復縁した後にまた同じことを繰り返して、また別れることになる可能性もあります。
彼についても客観的に見つめ、復縁の前に、今後について考えておく必要があるでしょう。
そして、復縁までの過程や復縁を伝えるときも、感情的にならないよう注意しましょう。
特に男性は、女性の感情的な表現を「めんどくさい」「重い」と感じやすい傾向にあります。
自分を持った自立した女性ほど、彼に「復縁したらうまくいきそう」という気持ちを持たせてくれるので、感情的にまかせて自分の気持ちを彼にぶつけないことが大事です。
復縁したいと伝えるときは下手に出る
彼に復縁したいと伝えるときは、まずは、自分が振ったことを素直に謝ることから始めましょう。
あなたに振られたことで、彼も一度は深く傷ついたはずです。
- 振ったことで彼を傷つけたこと
- 自分が振った側なのに、復縁を求めていること
この2点について、しっかりと謝ることが大切です。
そして、謝罪を伝えた後、言い訳や小細工なしで、自分の気持ちを率直に伝えましょう。
しかし、ただ「やり直したい!」というだけでは、彼は復縁することをためらいます。
彼が前向きに復縁について考えてくれるように、
- なぜ、一度は別れたのに復縁したいと思ったのか
- また別れないためにはどうしていくか
など、具体的に気持ちを伝えることが重要です。
そして復縁したい気持ちを伝えるときは下手に出るほうが、成功する可能性が高まります。
けれども、復縁した後に上下関係があるのはよくありませんので、一度彼を振ったという負い目を感じる人もいるかもしれませんが、復縁した後は対等な関係でいるほうが長続きするでしょう。
気持ちを素直に伝えた後は、彼にも考える時間をあげましょう。
決して、自分の気持ちを押し付けてはいけません。
復縁するかしないかは、彼が決めることなので、焦らず彼が答えを出すのを待ちましょう。
彼の気持ちや状況についてアドバイスをもらう
復縁を伝えるタイミングって難しいですよね。
彼の気持ちが復縁に前向きなのか、それとももう復縁は考えていないのか、ということを彼に直接聞くことはできません。
そのような時は、客観的に見てくれている周囲の人にアドバイスをもらいましょう。
「絶対うまくいくよ!」「大丈夫!」というだけの意見は、あまり鵜吞みにしてはいけません。
応援してくれている気持ちはありがたいですが、その言葉に責任はありませんし、彼の状況を知ったうえで言ってくれているわけではないからです。
一番身近で客観的なアドバイスをくれる人としては、元彼の親友や復縁経験者でしょう。
男性同士はお互い恋愛話をしないことも多いかもしれませんが、それでも近い位置にいる元彼の親友であれば、彼の現状を知っている可能性があります。
男性は、女性に比べると物事をはっきりと言ってくれる傾向にありますし、あなたには情がないので、厳しい現実でも客観的な意見をストレートに伝えてくれるでしょう。
復縁経験者は、復縁の大変さや厳しさについて身をもって実感しているので、無責任なアドバイスはしません。
復縁に成功している人でも失敗している人でも、復縁に向けて努力をした人たちなので、さまざまな体験談が聞けるはずです。
復縁ができるかどうかの可能性についても、シビアな意見をくれる可能性が高いので、判断を仰いでみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、振った側なのに復縁したくなる女性の心理と、それに対する男性心理、元彼との復縁方法について紹介しました。
元彼と復縁するためには、たくさんの時間と努力が必要になります。
たくさんの時間と努力をかけても報われないこともありますが、その時間と努力をかけなければ実現に至る可能性はゼロになります。
本当に彼のことが大好きで復縁を望むのであれば、あとあと後悔しないよう、元彼の気持ちを取り戻すために、長期戦で頑張ってみてくださいね。